「浦島虎徹(うらしまこてつ)」の由来と来歴をサクッと解説。
長曽祢虎徹が作刀を始めてたころ、初期頃の刀です。
虎徹自身が刀身に彫った人物像は果たして誰なのか?
脇差 浦島虎徹
引用:刀剣ワールド
号 | 浦島虎徹 |
銘 | 長曽弥興里 萬治三年十二月日 同作彫之 |
種別 | 未鑑定 |
種類 | 脇差 |
時代 | 江戸時代 |
刀工 | 長曽祢興里(ながそねおきさと) ※のちの長曽祢虎徹 |
寸法 | 刃長 34.5 cm 反り 0.1㎝ |
所蔵 | 個人所蔵 |
号(ごう)
作者や所有者の名前、由来や形状、逸話などのエピソードに関連してつけられる。
ニックネームのようなもの。
銘(めい)
作者や所持者、製作期間が入れられていること。
ブランドやメーカーのようなもの。
無銘とはこれらが入っていないことを指す。
長曽祢虎徹(興里)
浦島虎徹は江戸時代の刀工・長曽祢虎徹によって作られました。
近江国長曾祢村で甲冑師をしていたのちに、江戸に出て和泉守金重に師事しました。
長曽祢虎徹が作刀を始めたのは50歳ごろからといわれています。
浦島虎徹は銘を切り始めた初期の作品のため、虎徹の改名前の名である「興里」が銘に入っています。
刀身の彫物が入っているのもは希少価値が高いそうです。
浦島虎徹 名前の由来
浦島虎徹には次のような由来があります。
引用:刀剣ワールド
岩の上で釣竿を持っている浦島太郎が彫られているから。
※表に浦島太郎、裏には蓮華の花と草の倶利伽羅竜が彫られています。
彫られた人物は浦島太郎ではなく、中国三国時代の母親孝行をよくした孟宗ではないかとも言われています。
しかし、「長曽祢虎徹の研究」で「浦島」と表記されているため、浦島太郎を通説としています。
表の彫物は浦島が腰蓑を着け釣竿を肩にして岩の上に立てる圖、裏は蓮華の上に草の倶利伽羅を彫る
引用:長曽祢虎徹の研究
浦島虎徹の来歴
1660年 | 刀工・長曽弥興里により鍛刀 |
因州鳥取藩主家の池田家に伝来 | |
現在 | 個人所蔵 |
浦島虎徹は個人所蔵ですが、写しが作成され、渡辺美術館(鳥取県)で所蔵・展示されています。
※浦島虎徹の写しは常設展示されていますが、定期的に入れ替えもあるようです。
刀剣男士 浦島虎徹
竜宮城をイメージするような波柄でブルーの衣を着ています。
肩にはちょこんとカメさんが。亀吉という名前だそうです。
明るく天真爛漫、お茶目でかわいい性格をしています。
長曽祢虎徹が贋作かどうかなんてどうでもいいと、出自など気にしない気のいい子。
蜂須賀虎徹・長曽祢虎徹を兄と慕い、とても仲が良い様子。
海つながりで北谷菜切と治金丸との絡みもあります。
カメさんに興味津々の2名は、沖縄の海の話を浦島虎徹に話します。
刀剣男士の中では表裏なく明るい性格をしています。
浦島虎徹の主であった池田家に大事にされてきたでしょうし、浦島太郎が逸話になってるなんてこれだけでうらやましいほどキャラが立ってますよね。
彫り物が浦島か浦島じゃないか。
そう思ったならそうだ、という答えは他の刀剣男士の逸話にも通じるものがありますね。
浦島虎徹 入手方法
イベント・キャンペーンでの入手
- 定期的に開催されている戦力拡充計画のレアドロップで入手可能。 ※年2~3回開催
- シールキャンペーンで引換シールを集めて入手可能。 ※年数回開催
簡単に入手できるのはシールキャンペーンです。
ログインで引換シールを貯めるだけなので、誰でも入手可能です!
鍛刀レシピ
脇差レシピで出現。
木炭 | 玉鋼 | 冷却材 | 砥石 |
100 | 400 | 100 | 100 |
ドロップ
延享の記憶 7-1・7-2の通常マスでまれにドロップ。
極にする
極に必要な条件はこちら(全刀剣共通)
- 6面「池田屋の記憶」の池田屋一階(6-4)をクリアする
- 手紙一式・旅装束・旅道具を持っている
▶条件を満たしても修行が発生しない(こんのすけが出てこない)場合は、ログインし直してください。
▶修行は一度出すと96時間帰ってきません。強制的に中止する方法もありませんので注意です。
▶極の姿から元の姿に戻すことはできません。ボイスも変わります。気になる方は、2振り育てておきましょう。
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