2021年に夏季特別展として、山鳥毛の展示会が備前長船刀剣博物館でありました。
去年行きそびれたので、今回こそはと意気込んでいってまいりました。
※残念ながら岡山県「まん延防止等重点措置」適用のため8/20~9/12まで休館となります。
それに伴い夏季特別展も終了となっています。
山鳥毛 展示会レポ 備前長船刀剣博物館 夏季特別展(2021)
備前長船刀剣博物館は、のどかな田舎町に建っています。
本館は1階に1部屋、2階に1部屋+記念館を備えたこぢんまりとした博物館です。
他にも鍛刀場や工房などを備えており、刀剣に興味のある方は作業過程を自由に見学することができます。
小さいながらも綺麗で設備が整った博物館だと思いました。
山鳥毛はガラスケースに入れられ、警備員さんに守られながら2階にありました。
非常に派手な刃文は、他の刀剣とは一風を画す華やかさがあります。
身幅がしっかりあり、さすが国宝といった堂々たるたたずまい。
根元近くには刃こぼれのあとがあり、実際に使用されていた様子がうかがえます。
とにかく派手で個性がある刀だなと思いました。
連れは刀剣に関して全くの無知なのですが、「刃文が揺らめく炎のようだ」と感心していました。
「あの刃こぼれは攻撃されて受け止めた時にできたに違いない」などと思いを馳せるあたり、刀剣を知らない人にも強く印象に残る刀なんだと感じました。
それほどまでに圧倒的な存在感でした。
山鳥毛のパンフレットと入館チケット。
紺色が大人用で、水色が子供用。1人1部までということで連れには子供用を取ってもらいました。
内容は同じでした。
山鳥毛の見どころを分かりやすく解説しています。
山鳥毛 展示会レポ 刀剣男士はこちらです
博物館を出て裏手に回ったところで、刀剣男士のパネルがあったはずだと思い出しました。
歩いていくと「刀剣男士はこちらです」という張り紙が(笑)
研修館に山鳥毛のパネルが飾られていましたよ。
写真では分かりにくいですが、山鳥毛のイラストには山鳥毛(刀)の刃文が綺麗にありました。
ゲーム内だと分かりにくいですよね。
駐車場にはラッピングバスも!
ブルーが良く映えてかっこいいです!
タクシーもあるようですが、残念ながら見ることができませんでした。
山鳥毛展示会レポ あとがき
私が行ったのは、雨がほそぼそと降る夕方でした。
人混みは避けようと思い、予約がほぼ入っていない時間を選びました。
結果、大正解。ゆっくり展示を見て回ることができました。
真田信繁のものだと伝えられている村正や、徳川家にゆえんのある家の刀もありました。
どうやって使うんだろうという大きい刀もありました。
スタッフの方が説明してくれたりして、刀剣初心者にとってはとても楽しかったです。
そういえば、今回の展示物を見て「丁子乱れ」がとても好きな事に気づいた。
刃文がもくもく雲のようでとてもかわいい感じがする(笑)
丁子刃は菊の花びらにも例えられるそうです。
ふれあい物産館には刀剣グッズがいっぱいありました。
応援の意味も込めていくつか購入しましたよ。
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