舞台ホリックの初日感想です。
オールメイルの舞台ということで、発表当時から話題になっていた本作品。
しかもメインキャストが歌える方ばかりなので、歌あるかなー?ってとても楽しみにしていました。
個人的な感想なので、スルーお願いします。
原作付きなので普通にネタバレします。
舞台ホリック初日視聴感想
シアターコンプレックスの感想
今回初めて使った、動画配信サービスのシアターコンプレックス(シアコン)ですが、動画配信の専門サービスにしてはいまいち。
遅延あるし、音飛び、画面飛びとか数回あったので、うーんって感じ。
当方の環境の可能性もありますが、今までDMMとStreaming+を結構利用してきましたがこんなことは1回も無かったので、たぶんシアコン側だと思います。
見逃し配信も遅延あります。
パソコンで視聴したのですが、なんか重いんですよね。
他の動画配信サービスだとブラウザ2個開けてても全然大丈夫だけど、シアコンのみのブラウザでなんとかいけるって感じです。
個々の環境もありますので参考程度で。
HDなので画質はきれいです。
あと、シアコンのページが使いにくい、というか分かりにくいです。
カメラワーク
普通に良かったです。
全体の演出もしっかり見られたし、問題ないと思います。
プロジェクションマッピングが凝っているのですが、そこもちゃんと映ってます。
あらすじ
アヤカシを引き寄せる霊感体質の四月一日(わたぬき)は、とあるミセに偶然に引き寄せられます。
そのミセの女主人は侑子と名乗り、このミセは願いを何でも叶える場所だと言います。
四月一日の願いはアヤカシが近づかなくなること。
侑子はその願いを叶える代わりに、四月一日をミセの家事手伝いとしてこき使います。
四月一日は侑子の命令でアヤカシがらみの件に関わっていくことに。
最初は嫌がっていた四月一日でしたが、自身が嫌っていた霊感体質で人助けができるということに気づき、前向きになっていきます。
四月一日が目の敵にしている百目鬼(どうめき)は、魔を払う力はありますが、霊感は全くありません。
アヤカシが寄ってくる四月一日と魔を払う百目鬼。
二人が一緒だとアヤカシは百目鬼に払われてしまいます。
そのため、四月一日に憑きたいアヤカシが百目鬼を嫌うように仕向けているようです。
なんだかんだ言いながらお互いを助け合い、目を分け合い、分かりあっていく四月一日と百目鬼。
四月一日が片思いをしているひまわりも訳アリ体質なようで…?
初日感想
侑子さん、衣装替えがすごいですね。
髪型や髪飾りも変わっててホント見てて楽しい。ウィッグ綺麗。
黒いワンピースが大好き。
- メインビジュアルの赤い着物
- 黒い未亡人みたいなワンピース
- 青い振袖
- 赤いパンツスタイル
- 赤いチャイナ風
- 緑のドレス
四月一日達も、冬服、夏服、浴衣と3種類。
衣装はどのキャラもかなり力入っていて、見ごたえあります。
個人的にはオールメールの演劇の中でもレベルが高いのでは?と思います。
まぁ、女性に見えるかというと正直見えませんが、しぐさや歩き方、声の出し方でその人物を表現する、といったかんじですかね。
女性の真似ではなく、その役(女性)を演じる、ということに重点を置いているのかなと思いました。
声は高くしすぎず、でも不自然じゃないぐらいの声音と言いますか、そんな風に聞こえました。
女性に寄せていると言えば結果的にそうなりますが、男性が女性を演じる最大公約数をとっているように思います。
やりすぎるとわざとらしいし、やらなさすぎてもダメ。そのさじ加減がうまいと感じました。
高いヒール靴履いているキャストもいるし、衣装も大変だったのではと推察します。
話はオムニバス形式で、サクサク話が進みます。
勝手にタイトルをつけるならこんなエピソードがあります。
四月一日、ミセでバイトを始める。
嘘つき女。
4人で百物語。
座敷童のバレンタイン。
赤いアジサイ。
蜘蛛と目玉。
歌はところどころにあります。ミュージカルというほどはありませんが。
と言ってもソロは侑子さんだけ。
四月一日と侑子さん、二人で歌うシーンもあります。
侑子さんは何曲かあったと思う。
エンディング(メインテーマ)は全員で歌います。
女郎蜘蛛もソロで歌うかなと思ってたけど(中の人的に)、歌わなかった。
演出はシャボン玉とか、本物の火も使用。珍しいですよね。
人形をうまく使ったり、縄を蜘蛛の糸に見立てたり、演出はかなり凝ってるなと思います。
アジサイの上下移動であの世とこの世を表現したりも面白いです。
プロジェクションマッピングは派手だったりおどろおどろしかったり、変化に富んでいます。
そうそう、リボンのくだりだけが分からなくて見逃し配信で確認。
不幸を呼び寄せ周りに影響を与える、ひまわりのリボンの意味が分かりました。
アジサイと女の子を救うには、魔を払い神聖な気を持つ百目鬼と、ひまわりが身に着けていたものが必要なんですね。
百目鬼がいる意味は、たぶんあの世にいる四月一日を救うため。
ひまわりのリボンは、女の子を四月一日と一緒に連れてくるため、だったのかなと思いました。
ひまわりがミセにやってきたところで終幕となりました。
次回作がありそうな終わり方です。
まずお話として面白かったですし(好きなジャンルです)、2時間でダレずにぎゅっとまとまっていたのが良かった。
ただアクションとかはないので、全体を通して淡々と進んでいくようにも思います。
だからこそ2時間ぐらいがいいのかもですね。
ウィッグや衣装、メイクはとても好きです。侑子さんはメイク濃いけど、他の子は薄め。(そりゃそうだ)
お話で好きなのは百物語とアジサイの話。
百物語は浴衣と障子のアヤカシが良かったし、アジサイは赤い色と黄色いリボンと人形演出が良かった。
百目鬼の能力のことを知ったり、四月一日が自分の能力で人助けができるきっかけだったのもいいですね。
四月一日や百目鬼が成長していく姿を見てるのが単純に楽しいです。
これからひまわりがどうなるのか。
続編があることを期待します。
舞台ホリック キャスト感想
侑子さん
もっくんは安定。安定の演技と貫禄。
歌とセリフが多いですね。
衣装がどれもお似合いで、歩き方や衣装さばきも品があります。
衣装のせいであまり動きはないですね。大体椅子に座ってるか歩いている。
百物語の侑子さんがすき。
四月一日
実は一番動いてしゃべって出ずっぱりのしょうごくん。
コミカルでオーバーな演技が結構多いので、カロリー消費がすごそうって思いながら見てました(笑)
歌がとてもうまい。音程が取れているという上手さもありますが、表現力があると思います。
制服がお似合で。あんな丈の短い制服を着こなしている!
百目鬼
多分初めましてのキャストさんです。
朴訥な性格のため特に突っ込みどころがない。
百目鬼はいい奴。
侑子さんにビールを準備する、気が利く男。
ひまわり
先日見たモリミュのフレッドから全く違う姿を拝見。
がっしりしていてヒールも履いてたのかな?大柄に見えました。
ただお顔はかわいい。よくぞそのツインテールを違和感なく表現しましたね(ほめてる)
しぐさはきゃぴって感じ。
ひまわりの浴衣姿が特にかわいい。
座敷童・鴉天狗
座敷童のフード最高。ブーツ最高。しぐさがかわいい。
座敷童と雨童女のガールズトークがもっと見たい。
鴉天狗が日替わりかな?
「ちょ、まてよ」が面白かったw
座敷童の周りをうろうろしていて愛嬌がある。
四月一日に暴走族って言われてた。
雨童女
ちょっとつんつんしてるけど優しい子。
あのゴシックな黒い服、大平くんによく似合います。
小柄だし声がちょっとハスキーなのがいいですね。
彼はこういう役は十八番でしょう。安定。
マルモロ
子役の2人。マジかわいい。かわいすぎる。
セリフが拙いんだけど、それがまたいい味出してます。
無邪気で元気でマスコット的存在です。
葉っぱの傘かわいかったな。
ずっと見ていたい。
女郎蜘蛛
みかしゅんさん歌うの楽しみにしていたのに。
蜘蛛のボスですね。はい、まんま強そうです。
あと兼役で、嘘つきの女もしています。おとなしいけどどこか不気味な女性役が似合います。
みかしゅんさんは、女性役をたくさん演じているだけあってしぐさや動きが超自然。
▼配信まだあるので興味のある方はぜひ!
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